発電機のオイル交換のお話し
先日は猫ちゃんの旅立ちをお手伝いさせていただき、その後のご依頼が無い状態でしたので
日頃火葬炉の電源確保してくれている発電機のオイル交換を行いました。
お仕事終わりのタイミングはオイルも温まっていて良く抜けるため大変良いのです。
まずこちらが弊社使用の発電機です。
ホンダの『EU18i』という機種となります。
発電量も大きくかつ静穏性に優れている優秀な発電機です。それでも住宅街での使用は都内だと気になる所です(汗
それでは早速流れを説明しながらやっていきましょう。
メンテナンスカバーを開けてオイル注入口を確認します。
整備性は良く、ドライバー一本でアクセスできます。
左下のグレーのキャップがそうです。
早速オイルを排出しています。この発電機は排出も注入もこちらから行うようですね。
下調べはしていたのでペットボトルを加工したもので対応しています。
この前期モデル『EU16i』は少し奥まっていて若干ですがオイル交換がしやすくなったのでは?と思います。
およそ400ml抜けるはずが多く入っていたようで450ml程出てきました。
まだ使用時間も短くそんなに汚れていないと思っていたのですが
まずまず黒くはなっていましたね。
右が抜いたオイル、真ん中が入れた新しいオイルです。
こうして見ると新しいオイルもさほど透明感は感じませんがちゃんと新品です(笑)
使用オイルはスクーター用にはなりますが、粘度指数と指定規格が上位になるため使用しました。
ホンダの発電機にホンダの純正オイルの組み合わせになりますね。
入れた量は真ん中のペットボトルの量で口一杯になりましたので350ml程になりますかね。
全容量が440mlとかのはずなので結構残っていた事になります。
この手の発電機のオイル交換は傾けて排出するので、角度が甘かったのかもしれません。
次回はしっかりと倒しこんでみます。
基本的には排出した量と同じ量を入れれば口一杯になるのですが
今回は多く入っていたため量を減らして入れています。
同じペットボトルを2つ用意することで並べて量を合わせる事が可能ですよ!
注入はジョウゴや他の道具を使用せず御覧の通りペットボトル直で入れられます。
量が多いと傾けた時にこぼしやすくなるのでご注意くださいね。
このくらいの量なら大丈夫です。
発電機を向こう側に傾けながら入れます。
そしてゆっくりと水平に戻し、溢れない程度に口元まできていればそれが規定量です。
今回抜いた時は、キャップを開けた瞬間にだばだば出てきたので多く入っていたという訳です。
この状態が満タンです。
発電機は使用時間に伴い、少量ですが減少していきます。
ですが減ったからといって補充するというよりは交換してしまった方が精神衛生上良いでしょうね。
手間もオイル量もさほど掛かりませんし。
せっかくですので詳しく発電機のオイル交換のやり方を載せてみましたが
自信のない方は無理せずお店に任せる方が良いと思います。
料金も高くないでしょうし、万が一壊してしまっては本体代が高価で泣けます。
マニュアルによると100時間毎の交換目安です。
キャンピングカーに積んでいる方や災害用に常備している方は使い方にもよりますが
使用100時間が来る前に、1年に一度は交換した方が良いかもしれません。
まあ発電機はタフですし、設計に無理が少ないと思うので量さえ入っていればシビアにならずとも動きますけどね(笑)
ただガソリンが古くなっている可能性もあるので合わせてチェックが必要ですね。
こちらは場合によっては掛からない可能性が出てきてしまうので!
ついでなのでエアフィルターもチェックして終了です。
まだまだ綺麗で今回はノータッチで終えました。
屋外とはいえ車内に設置してあるので汚れにくい良い環境ではあります。
今後とも火葬炉を動かすための電気を作ってもらうためにも今回愛情を持って整備してあげました。
今回のブログ内容はペットを飼う飼い主さま向けではなかったかもしれません。
私阪爪は整備士の資格も持っているため、せっかくなのでこういった内容にしてみました。
発電機のオイル交換のやり方をお探しの方に役立てば良いなと思い投稿しましたので
宜しければ参考にしてくださいね。
※自己責任にはなりますので無理をなさらずに!
ペットのもしも…プティセレモ
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