愛するペットが亡くなり、火葬業者さんを探してお別れをする訳ですが、『お骨上げ』をしてあげたいという方もいれば、辛くなるので見ないでおきます。という方もいらっしゃいます。
今回は火葬後のお骨がどういう状態なのか、という少しセンシティブな内容になりますので繊細な方はご注意ください。
火葬技師(火葬を行う人)さんのやり方や、使用する火葬炉の仕様によって残るお骨の状態は様々です。
これは火葬炉内の温度と時間をその子に合わせ行う事であったり、火葬炉自体の仕様でバーナーの配置が違うためですね。
ご火葬後、ご収骨の丁寧さによっても最終的な残り方は変わってくるでしょう
しかしながらペットちゃん自身、その子その子によって健康状態も様々ですから一概に同じ温度、同じ時間火葬を行ってもご遺骨は皆同じという訳ではない事は想像つくかと思います。
人間で例えるなら80~90歳の弱っていたお年寄りの方のお骨と、20代の健康な方が同じ様なお骨で残ってくれる可能性は低いでしょう。
《個体差による》という大前提はありながらも、可能な限り綺麗なお骨を残せる様にプティセレモでは努めています。
東京都中央区の飼い主様より猫ちゃんご火葬を承りました。ご夫婦でとても愛していた猫ちゃんだったのですが、若い頃から闘病し11歳でお亡くなりになってしまったそうです。
まだまだ長く一緒に居たかったのですが、ご病気を患っていた事を考えると頑張ってくれたと思います。
ご自宅前に停めた火葬車までお連れ頂き、火葬炉でのお別れをして頂きました。お花とおやつをたくさんご用意されていましたね。
お見送り後は海の近くに移動しご火葬させて頂きました。
以下に実際のお骨をご紹介させて頂きます。
掲載許可を頂いた飼い主様ありがとうございます。
11歳の猫ちゃんのお骨です。
大きな主要なお骨は勿論ですが、小さなお骨もしっかりと形を保ってくれております。飼い主様にもご安心頂けました。加えて「丁寧に並べて頂いて」と、ご遺骨の扱いにも安心して頂けた様です。
正面からのお顔がとても綺麗ですね。手前にあるお骨が下あごです。
歯もしっかりと確認できるかと思います。
こちらは手のお骨、中でも《指のお骨》です。指先先端ツメのお骨となります。とても可愛くご収骨しながらも少しほっこりしてしまいます。飼い主様にも喜んで頂ける事が多いですね。
こちらは《しっぽ》のお骨です。
グラデーションで少しずつ形を変え小さく細くなっていくお骨が可愛らしいです。
実はご収骨が難しいお骨であったりもします(;’∀’)
というのもご火葬時にご遺体は静止している訳ではないんです。
火葬炉内に火が入り、ご遺体が熱されると筋肉の収縮で身体が伸びたり縮こまったりします。
怖い話系で、人間の火葬中起き上がった…なんて聞いた事ありませんか?
火葬開始の早い段階ではそうした事が起こりやすいのです。可愛らしいしっぽも《ピーン》と伸びたり《くるりん》となったりし、形状のまま配置され残ってくれる訳でもないんですね。
さらに小さく細かいため、「どこかな~?」ってなったりする場合があるんです。
今回のブログでは亡くなったペットちゃんのご火葬後のお骨はどうなるのか?という気になりつつもなかなか見る事が出来なくご不安に感じる方のために、掲載許可を頂きご紹介させて頂きました。
少しでもお別れの際の安心感に繋がれば良いなと思っております。
掲載を許可してくれた飼い主様本当にありがとうございました!
燃えちゃえば一緒でしょ!と考える方は少ないと思いますが、大切な我が子の遺骨を、大切に扱ってくれるペット葬儀業者さんに頼みたいですよね。
そんな方に任せてもらえる存在でありたいと思っています。
訪問ペット火葬プティセレモ
代表 阪爪篤史
ペットのもしも…プティセレモ
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