※今回の内容はご火葬のご紹介ではありません汗
走行距離は約80,000キロを迎え、直近オイル交換以外の整備は手を入れていなかった事もあり少し消耗部品を含め油脂類交換をしました。
今回行った整備はエンジンオイル交換、ATF交換、デフオイル交換、前後ブレーキパッド交換(リアはブレーキシュー)ブレーキフルード交換、タイヤ4本交換
この他のエアコンフィルターやエアフィルターは少し前に交換しています。
車が好きな方はATF交換は気になる方がいるのではないでしょうか?ATFとはオートマチックトランスミッションフルードの事で変速機の作動油になります。
基本無交換で良いと言われる物ではありますが、まだまだ長く働いてもらう火葬車のハイエースさんのため交換を試みました。
↑こちらが交換前のフルードのお色です。
↑左側が新油、右側が交換後車両に循環しているフルードです。こうして上の写真と比べてみると赤く透明度が戻っているのが分かりますね。
トルコン太郎という機械で『圧送交換』という方式で交換しています。使った量は規定量の8.9リットル。
本当はストレーナーというフィルターも交換する予定だったのですが、工場との連携ミスで調達が出来ず(^^;)
交換しないというのも気持ち的に嫌だったので、今回はフィルター無しの入れ換えのみを行ったという形です。汚れを確認しもう1セット(8.9リットル)を回すか考えていましたが、思ったより綺麗になった事もあり、次回フィルターも交換したいしで1セットで終了。
私が整備士資格を持っており、多少知見があるため、今回の整備箇所は年数と走行距離からこちらから指定してやってもらっています。
ATF交換をしてもらいつつブレーキ周りの交換です。
タイヤはホイールとセットで交換しちゃいました!
スリップサインまではまだ少しありますが、ショルダー部分の摩耗が多くて(-_-;)
あとはタイヤの製造日が2018年という事で、すこーし横にヒビが確認できたというのもあってリフレッシュしました。火葬車という事で通常の車両より常時700キロ程は荷物を積んだ状態となりますので、こういった部品の消耗は早くなってしまいますし、安全な運行のためにもしっかりと整備しないと事故の元になりますからね。
ホイールごとの交換なので整備士さんにはお手間をお掛けしなかったと思います。
ブレーキパッドは純正でも採用されている『曙ブレーキ』さんです。
ハイエースはフロントディスク、リアはドラムブレーキなので前後でブレーキパーツが異なります。
フロントは通常の車と同様『ブレーキパッド』ですがリア側は『ブレーキシュー』というパーツを使用します。重い車両、主に貨物で使用されるトラックなんかは前後こちらの構造になりますね。
80,000キロという事でフロントはそろそろかなと思っていたのですが、運転の仕方がソフトだったのか残量は6,7割は残っていました。
重量級の火葬車ハイエースでも私の乗り方だと100,000キロでも安全圏内だった事が分かりました!(`・ω・´)b
ブレーキパッド交換は環境や車両によりかなり開きがありますから、何キロで交換というのは出しにくいです。
中古40,000キロのハイエースを火葬車に架装しました。以前の整備内容が分からない事もあって状況把握のため残量があってもなくても交換するつもりでお願いしました。
何せ弊社のハイエースは『ワイド、スーパーロング』なので一応ハイエースの仕様の中で一番デカくて重いです。ペットちゃん達を安全に送るためにもブレーキ周りの整備は重要です。
エンジン掛からないスピードが出ないという事よりも、走行している車が止まらないスピードを落とせない事の方が事故の原因としてヤバい!という事ですね(‘◇’)ゞ
話は戻ってこちらがリアブレーキのドラム内部です。土の様なダストがこんもり溜まっていました。
異常ではなく構造上そうなります。なので定期的に開けてエアを吹いて清掃する必要があるんです。
ブレーキシューの交換前ですが、ダストを落とした状態です。全然違う笑
ブレーキフルードも交換してもらいました。
パッドの減少と共に油面が下がっていくのでパッド交換と一緒にする事で量の管理がリフレッシュされましたね。
あまり交換に馴染のない方も多い『デフオイル』の交換です。走って効果を体感出来る箇所ではないのですが費用も高くないですし定期的な交換で気持ちよく走れますね。
とはいえ10年10万キロ無交換でも故障する様な場所ではない事も確かです(^^;)
デフ玉の下から抜いて上から入れる。溢れてきたらそこが規定量というシンプルな構造、ただデフのオイルは粘度が高い(硬い)ので入れにくいってのはあります。整備士さんは手慣れたもんでサクサクとこなしていましたー。
そんな感じで色々とメンテナンスをしてもらい健康状態の良いお車になってくれたので、車検場に自ら持ち込んで無事終了です。
ディーラーや整備工場にお願いしようとも考えていたのですが、預かりが必要だったり、予約日の都合だったり日程調整が微妙だったので自分で通しちゃいました!(ユーザー車検)
持ち込んで書類の用意や検査ラインに通すなどの手間はありますが、なんだかんだ即日数時間で終わらせられるので、業務に穴を空けないで稼働出来るというメリットの方が大きいです(`・ω・´)b
ちなみに車検や整備のために車内の物はほとんど降ろしています。
今回は【備忘録】も兼ねて火葬車のメンテナンスをご紹介しました!車好きの方ハイエースに乗っている方の参考になれば幸いです。
安全な運行で安心な旅立ちをサポートいたします!
ペットのもしも…プティセレモ
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