世田谷区で地域猫活動をされている方から、地域猫が亡くなってしまった旨のご連絡をいただきました。
お問い合わせいただいたのは夜で、亡くなる前にはご自宅で面倒を診てあげていたため看取ってあげられたとの事でした。
心温かいご依頼をありがとうございます。
ご依頼いただいた猫ちゃんは地域でも愛されていたようで、小さなお子さんやご年配の方からもよく近付いていっては撫でてもらっていたみたいです。
過酷な環境の野良猫ちゃんにしては毛並みも綺麗で、小柄で可愛い、そんな容姿からも余計に愛されたのでしょう。
地域猫活動を熱心にされている方もお見送りに立ち会ってもらえて、その方曰く去勢前には出産経験もあり、小柄な身体からは想像できませんでしたが母猫だったんだそう。
ご依頼者さまもその事は知らなかったようで
「お母さんだったんだねぇ、知らなかったよ~」
と涙し優しく撫でておりました。
大好きだったカリカリのおやつや、チュールを天国への旅立ちのお供にもらってよかったね。
最期の眠りも看取ってもらえてよかったね。。
野良猫としての生活は日々大変だったけど、最期に泣いてくれる人がいてよかったね。。。
そして、お骨に姿を変え、ご依頼者さまのご自宅で一緒に過ごせるね。。。。

そうです
実は今回のご依頼はご返骨をさせていただいております。
地域猫の特別料金のお話しはしており、ご検討の結果この子のお骨は自宅で引き取ってあげたいと。
本当に愛され猫ちゃんだったのだなと思いました。
『地域猫、野良猫』はお骨の引き取りは希望される事のないものと想定し、火葬台でのお別れもしておりません。
お別れに関しての簡略化や社会貢献をするための意味で特別な価格としています。
誤解の無いように記載しますが、今回は通常の料金をいただいております。
ですので飼い猫ちゃんと同じ様なお別れ、ご返骨をさせていただきました。
直接言われてはおりませんが、こうした地域猫火葬の活動支援の意味合いもあったのではないかと感じてます。
とても優しいご依頼者さまでしたから。
お別れの時も、火葬炉に納まる時も強く涙されておりました。
そのお姿は飼い猫ちゃんへの愛情と同じものを感じました。
今回の猫ちゃんは耳をV字にカットされた、いわゆる
さくらねこ
と呼ばれる猫ちゃんでした。
不妊手術を受けたしるしとして耳の先端をV字にカットするのです。
その耳の形が【桜】の花びらのように見える事から呼ばれています。
こうした猫ちゃんが最期は飼う事はできないけども、お世話をしてくれる優しい人の手によって供養された事をとても嬉しく思いました。
地域猫、野良猫ちゃんはこの子だけではありませんから
またご相談いただけたら精一杯ご協力したいと思います。
この度は優しいご依頼をありがとうございました。
地域猫の火葬、野良猫の火葬 ご相談ください。
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