皆さん普段牛乳を飲み終えた紙パックどうしてますか?
先日ライフハック的な記事で出てきたので見ていたのですが
知ってました?
1000mlの紙パック6枚でトイレットロール1個作れます
トイレットペーパーはいろいろありますが、JIS※を元に試算すると133.4g/個
紙パック1000mlの重さは約30g/枚・・・6枚で180g
表裏のポリエチレンを除き、製造の歩留も合せた収率を75%とすると、135g/個
※日本工業規格「JISP4501トイレットペーパー」
坪量18g/㎡、紙幅114mm、長さ65mとすると、1個約133.4g
との事です。
私だけですかね?具体的な数字を見るとリサイクルする意識が芽生えてきやすいです(笑)
出掛け先で飲むことのある500mlのパックは捨ててしまいますが
1リットルの家庭で消費する紙パックはリサイクルで出そうと思わされました。
紙パックのリサイクルは民間の団体が1984年に始めたらしく
現在に至り広まってきているみたいです。
ですが、まだ半数ほどは捨てられリサイクルに回されていないようです。
リサイクルへの認知がまだ浸透していないのか
「洗って」「開いて」「回収に出す」
この手間を面倒に思ってしまう、という事でしょうか。
ペットボトルや缶は自然と生活サイクルの中で
リサイクルに回す意識がついてるのですが…
紙パックのリサイクルは市民から始まりました
紙パックはポリエチレンが両面にラミネートされているので、新聞や雑誌などの古紙とは異なり、紙資源として適さない「禁忌品」とされていました。
1984(昭和59)年、山梨県大月市の主婦グループ「たんぽぽ」は、上質なパルプの紙パックが捨てられていることはもったいないと思い、日本で初めて紙パックの回収に取り組み始めました。
しかし、「禁忌品」であった紙パックを紙資源とするためには、量を確保すること、集めた紙パックを保管する場所、中身が腐ること、ポリエチレンを除く設備が必要なこと等多くの課題がありました。
「たんぽぽ」は、古紙回収事業者や家庭紙メーカーをはじめとして多くの関係者と連携し、「洗って・開いて・乾かして」というひと手間かけることによって紙パックを資源とすることに尽力しました。こうして海外とは異なる日本独自の高品質な再生品へのリサイクルの仕組みができました。
始めた「たんぽぽ」さん素晴らしいですね。
こういった取り組みは最初に始めて仕組化するところがエネルギーを使うため
本当に大変だったと思います。
紙パックは、手でも開けます
【屋根型の例】
・飲み終わった紙パックを水ですすぎます。
・開け口の反対側も開け口と同じように開きます。
・上から見て十文字の対角になっているところを引っ張って完全に開けます。
・内側を見ると短い幅の貼り代があるので、それを上から剥がしていきます。
・底まで剥がしたら開いた胴の部分を持って、続けて底の部分を剥がします。
・合わせ目のところは上に引っ張るような感じで三角に折りたたんでいる部分を剥がします
・次の三角の部分はそのまま底から剥がし、三角の部分を開くように剥がします。
・最初の三角の部分で残っている部分を剥がします。
※途中で破れても気にせず、剥がせるところを剥がしてください。
1000mlの紙パック1枚をリサイクルすると、
CO2排出量23.4gの削減につながります
紙パック廃棄した場合のCO2排出量 紙パックをリサイクルした場合のCO2排出量 | 38.1g 14.7g |
38.1-14.7=23.4g
出典:「平成16年度容器包装ライフ・サイクル・アセスメントに係る調査事業報告書
-飲料容器を対象としたLCA調査-」 /財団法人 政策科学研究所
※全国牛乳容器環境協議会 参考
調べていくうちにこうしたデータも見て、出来る範囲で再利用に回したいと思いました。
生活環境の中で意識しないでも普通に出来るくらいに浸透させられるといいですね。
簡単に自分でも出来る事を、少しでも。。。
ペットのもしも…プティセレモ
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